こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
大寒から節分までは最も冬が深まり、陰が強くなる時期と重なって寒の邪気による気血の巡りが滞りやすく、冷えによる体調不良が多くなります。
気温による冷え、環境による冷えには気を付けていても、案外忘れがちなのが汗で冷えること、汗冷えです。
満員電車内での汗、入浴後の汗、運動後の汗など、汗をかくことで気のバリアが弱まり、寒の邪気が体内に侵入しやすくなると考えています。
汗をかきすぎない、汗をかいたら肌着を着替えるなど、寒の邪気の侵入を防ぎましょう。
冷えとともに気になるのが乾燥です。
冬野菜の定番といえば白菜ですが、白菜には乾燥による喉の渇きや、潤いを与えて咳や痰を鎮める働きがあると考えられています。
潤い不足による便秘や水分代謝のリセットなど、乾燥による呼吸器系、消化器系の体調不調にはとても相性のよい常備野菜です。
今年はキャベツがお高くなっているようですが、サラダ感覚で生でも、定番のお鍋や汁物に火を通してもクセがなく食べやすい白菜。
ますます出番は多くなりそうですね！
日も少しずつ伸び、陰気のピークが過ぎれば暦の上ではもうすぐ春がやってきます。
大寒から節分までの最も寒さがつらい時ですが、白菜の潤いパワーで営気を養い明日も元気にお過ごしください。
大寒から節分までの最も寒さがつらい時ですが、白菜の潤いパワーで営気を養い明日も元気にお過ごしください。
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