こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
日々のストレス、みなさんはどのように解消されていますか？
ストレスによる体調不良の予防には、「自分がストレスを感じている状態だということに気づくこと」だと言われています。
今日は気分が乗らないな、心が疲れているなと感じたときに、ぜひお試しください。
【ツボの場所】
足の甲、親指と人差し指の間
【レッツ！ツボケア】
お灸：しっかりとした熱さで、心地よく感じる程度のお灸がおすすめです。
指圧：両手の親指を重ねてツボに置き、足の裏に向かって押し込みます。
【ツボの効果】
乱れている気の流れを、正常に整えます。
【ブログ限定記事】
ストレスとは、ストレスの要因（ストレッサー）によって心身に生じる反応（ストレス反応）のことを総称して呼ぶことが多いです。
ストレスの要因は、人によって様々ですが社会的、心理的な要因が大きいとされています。
ストレッサーによる心身の反応をコントロールできなくなると、ストレスに耐える脳の抵抗力が低下します。思考がネガティブになり「私なんて、、、」と落ち込んだり、逆に「私がやらねば誰がやる！」と空回りしてしまい、ストレス反応の悪循環に陥ってしまいます。
社会的要因に加えて、他の要因が絡んでくる可能性も避けられません。
とくに生理的要因として睡眠不足、栄養不足は日々の生活習慣、不摂生、健康意識の欠如によるものがあり、中には持病を抱えて治療が必要な方もいらっしゃいますが、それらもからだにとってはストレスとして認識されます。
年々温暖化が進み、今年以上の暑さが続くことを思うだけで本当にがっかりしますが、局所的には豪雨、豪雪による物理的要因の影響も想定されます。
歳を重ねるにつれて生理的、物理的要因に対して柔軟に適応することが困難になることは認めざるを得ない事実ですが、わかっていても認められない方がいらっしゃるのも現実です。
案外自分はストレスに強くはないんだなと認めることも、ストレスにうまく適応する秘訣なのではないかと思います。
ストレス関連疾患の予防として「自分のストレスに気づく」ことがあげられます。
些細な気分の変化や、体調の不調など、いつもとちょっと違う自分に気づくことは、こころの余裕がないとできないことです。
鍼灸治療の前に問診を行いますが、睡眠や食事、排泄など基本的な体調チェックを毎回行なっています。
その中でも睡眠が充足していない場合には、睡眠に関する鍼灸治療を最優先にアプローチしたり、食欲がなく栄養不足の可能性がある場合には胃の調子を整える鍼灸治療を行います。
このように、問いかけを続けていくことで、今まで睡眠の質や食生活を全く気にしていなかった方に対しても生活を見直すきっかけとなることが多々あります。
【まとめ】
何がストレスになるのかわからない時代です。ストレスは避けられないものとして、時には右から左に受け流すくらいの身軽さを身につけ、自分を大切にできる自分でありたいものですね。
【次号予告】
次回は「陽白」です。お楽しみに☆
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