こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
毎週水曜はメンズデーということで、メンズの皆さまにも気軽にご利用いただけるような料金設定にしております。ぜひご活用ください!
ブログでもメンズ向けに記事をアップして参りますので合わせてご覧ください。
今回は花粉症です。
もはや国民病とも言える花粉症、今年もすでに症状が出ている方も多いのではないでしょうか。
2033年までにスギ林を約2割減少させる目標とのことですが、つらいのは今なんだ!今何とかしてくれ!という方に向けた対策をご紹介いたします。
ぜひ最後までお付き合いください。
【花粉症の症状】
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
- 鼻のかゆみ
- 頭痛
- 目の充血
- 涙が出る
- 皮膚のかゆみ
どれも、鼻水や目、皮膚など外部と接触しやすいところに症状が出ることが多いです。
頭痛に関しては様々な原因がありますが、影響が考えられるとしたら鼻づまりによる頭痛が挙げられます。
今回は鼻水・鼻づまりに関する症状について、東洋医学的な視点から深掘りしていきます。
【鼻水・鼻づまりと五臓の関係】
鼻は呼吸器官のひとつとして、外気を取り込み、清潔な気と濁った気の通り道として、外界と肺を繋ぐ役割をしています。
呼吸のほかに、嗅覚を感じる機能も備えています。
東洋医学では、肺の機能のひとつに水分代謝があると考えています。
鼻腔の内側は適度な水分を保つことで粘膜を保護していますが、、何らかの原因によって肺の機能に影響が生じると水分代謝が稼働しなくなり、肺に貯留した過剰な水分が肺から鼻へ向かって上逆し、鼻水や鼻づまりが発生します。
鼻水や鼻づまりにより気の交換が滞ることで清濁の気が混在し、全体的なパフォーマンスも下がり、作業効率の低下、睡眠の質の低下、それによるストレス耐性の低下なども起こる可能性が考えられます。
【鼻水・鼻づまりとツボ】
花粉症対策として、眼鏡やマスクなどの防御対策はすでにお試しのことと思います。
今、鼻水を止めたい!
今、鼻づまりを楽にしたい!
そんなときに即効性があるツボを2つご紹介します。
ひとつは【迎香】です。
小鼻の横で、骨の方に向かってイタ気持ちいい程度の強さで押します。
小指を使って、爪を立てないよう押しすぎに気を付けてください。
ふたつめは【合谷】です。
「面口は合谷で取れ」と言われるように、面口=顔面の症状には合谷が第一選択穴とされています。
親指と人差し指の間、やや人差し指側の骨に向かってイタ気持ちいい程度の強さで押します。
反対側の親指を使って、爪を立てないよう押しすぎに気を付けてください。
【鼻水・鼻づまりと生活習慣】
「肺に貯留した過剰な水分が肺から鼻へ向かって上逆し、鼻水や鼻づまりが発生します。」と述べました。
余分な水分を貯めないようにするには、水分を取り過ぎないようにすることも対策のひとつです。
アルコール類や清涼飲料水、エナジードリンクは一日の水分摂取量としてカウントしましょう。
摂取した水分のスムーズな排出も心がけ、適度な運動は発汗を促し、気の浄化にも繋がります。
入浴は、流行りのサウナよりも、うっすら汗をかく程度の湯舟入浴で十分です。
シーズン前半はまだまだ気温が低く、身体の冷えによる症状の悪化も考えられます。
冷たすぎる飲料の摂りすぎにもお気を付けください。
さて、今回は花粉症の症状のなかでも、鼻水・鼻づまりに関する症状について東洋医学的な視点から深掘りしていみました。
ツボ押しや、生活習慣の見直しなどを実践して、花粉症シーズンを乗り切りましょう!
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