こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。


あるある質問シリーズ「つぎ、いつ来たらいいですか?卵胞期編黄体期編」に引き続き、今回は「陽性編」です。


妊娠したかどうかを確認するには市販の妊娠検査薬が一般的ですが、妊活コースをお選びいただいている場合のコースの切り替え時期などでお悩みのかたもいらっしゃると思います。


陽性判定後の鍼灸治療の有効性なども踏まえてお伝えしていきますので、どうぞ最後までお付き合いください!




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《 妊活コースの受診歴がある 》


以下の時期になりましたら「マタニティーコース」をお選びください。


・不妊治療のクリニックを卒業し、産婦人科に転院した。

・母子手帳を受け取った

・妊娠12週以降


どれかひとつでも当てはまるようになりましたら「マタニティーコース」をお選びください。


鍼灸治療を受けるにあたり主治医の許可(口頭可)をいただいてからのご来院をおねがいいたします。





《 妊活コースの受診歴はない 》


医療機関での妊娠判定後「マタニティーコース」をお選びください。


また、鍼灸治療を受けるにあたり主治医の許可(口頭可)をいただいてからのご来院をおねがいいたします。





《 市販の妊娠検査薬は陽性だが医療機関は受診していない 》


まずは医療機関の受診をお願いします。


医療機関での妊娠判定後「マタニティーコース」をお選びください。


また、鍼灸治療を受けるにあたり主治医の許可(口頭可)をいただいてからのご来院をおねがいいたします。





以上、3つのパターンに分けてお伝えしました。


いづれの場合も「主治医の許可」がポイントになってきます。


不妊治療のクリニックによる鍼灸治療を受ける許可は必須ではありませんでしたが、転院先の産婦人科では必ず確認をお願いいたします。


妊活コース→マタニティーコースの変更時期は、母子手帳をお受け取りになられる頃をひとつの目安としてお考えいただければと思います。


鍼灸師側の施術方針の設定と患者さんと胎児の安心安全のためでもありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。






人間は元々流産の多い生き物といわれています。


当院の妊活コースをご利用いただく平均年齢はおよそ40歳ですが、統計によりますと40歳の流産率は約40%です。


特に、妊娠12週前後までは妊娠継続にあたり不安定な時期となりますので定期的な鍼灸治療をおススメしています。


母体の身体的な変化に伴う不調の解消や、精神的な安定のサポートが主な施術方針になります。


提携しております茅場町いとう医院では、妊娠中でも適切な施術であれば鍼灸治療は有効であるという考えのもと妊娠中の体調不良に対して鍼灸治療を勧めております。




胎児の成長において脳や神経などの中枢神経の発達に重要な時期とされています。


まずは母体の心身の安定が第一ですが、新たな生命の誕生において東洋医学のチカラを実感できるまたとない機会ではないでしょうか。


鍼灸との縁を大切に妊娠、出産、産後まで、まるで休み時間に保健室に行くような軽い気持ちでご利用いただきたいとおもいます。




ということで、4回に渡ってお送りしたあるある質問シリーズ「つぎ、いつ来たらいいですか?」、いかがでしたでしょうか。


最終回は妊活のみならず、妊娠中の方にもぜひお読みいただきたい内容となりましたね。


ぜひ参考にしてみてください