こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
新設した小児はりのコースでは、子どもの便秘にも対応しています。
大人と同じように子どもにも便秘は起こりますが、便が出ていないということに関して問題意識が低いためか自覚症状として感じにくく、大人から気にかけてあげる必要があります。
子どもの便秘の原因
子どもの便秘の原因として、腸の動きが悪いことや食事内容の偏り、プレッシャーやストレスなどが考えられます。
私たちの身体は胃に食べ物が入ることで腸へのスイッチが入り、腸が動くことで便意を感じるようにできています。
朝ご飯食べないことや、おやつの時間を決めずにダラダラ食べることは、胃と腸の連携を乱すことにもなりかねません。
なるべく食事やおやつの時間を一定にして、消化器官としての役割を意識した食生活を作ってあげましょう。
保育園や幼稚園では洋式トイレが普及していても、公立小学校や古い施設などではまだまだ和式トイレが残っています。
和式トイレが苦手なお子さまで、便意があっても我慢してしまい、それが続くと慢性的に便秘になってしまうこともあるでしょう。
機会があれば使い方を教えてあげたり、練習に付き添ってあげるといいですね。
ストレスやプレッシャーは、子ども自身が言葉に出すというよりは大人が気づいてあげることに限るのかなと思います。
子どもの便秘の対策
便秘の子どもをもつご家族にぜひお勧めしたいのが、子どもとスキンシップの時間を作ることです。
寝る前や、お風呂上がりなど、ほんの数分でいいので、子どもと肌を触れあう時間を持ちましょう。
肌への刺激は脳に伝わり、子どもへの癒しはもちろん私たち大人も同じように癒される効果があるとされています。
小児はりでは
私たち鍼灸師は、小児はりという子ども向けの道具を用いてはり治療を行っています。
小児はりは主に関西方面で広まっている方法ですが、最近は全国に広まり、とくに子育て世代の鍼灸師は取り入れている先生が多いです。
便秘の際には、お腹や足の経絡を意識しながら、腸の動きや気の流れを整えるように施術していきます。
お腹がスッキリしていると子どももぐずることなくご機嫌に過ごせますから、ご家族におかれましても育児の面で負担が少ないと思います。
お子さまの便秘でお悩みなら、一度小児はりを試してみてはいかがでしょうか。
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