こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

本日の本題はこちらです。




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不妊治療で使われるホルモン剤全般に言えることですが、陰虚を加速させる働きが強い印象があります。


陰虚による代表的な症状のひとつが、内熱です。


身体の余分な熱を冷ますことが自力でできなくなるので、熱がこもったり、かと思ったら急に手足が冷たくなったり、寒がりと暑がりが交互にやってくる複雑な状態です。


薬の反応がいいことに越したことはないのですが、薬が効いて卵胞はよく育つけど、その分副反応として陰虚が促進されることもあります。


そのような場合には、陰を養うツボを用いたり、脾胃の働きを整えたり、生活指導として睡眠時間を大事にするようにと話をします。





もちろん、上記のような低エストロゲン様症状もなく、陰虚も出現しない方もいらっしゃいます。


あなたがもしも、もんもんとしてしまう夜をお過ごしでしたら、三陰交にお灸でもして気分を切り替えましょう。


そして、「今日もお灸できた、私えらいわ〜」と自分をほめてあげましょう。



あるある質問シリーズ、不定期更新していきますのでよろしくお願いします!



あるある質問シリーズ #1 「クロミッドによる排卵」

あるある質問シリーズ #2 「クロミッドによる注意すべき身体の変化」