こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。

今月のツボ新聞は、活力がテーマです。どうぞ最後までご覧ください!


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東洋医学では女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢で、からだの変化を感じるといわれています。

女性は28才で最も充実し、35才より徐々に変化を実感してくるころでしょうか。
男性の倍は、32才はピークとなり、心身ともに老いを感じるのは40才となります。

肌のハリやしわ、疲れが抜けにくいといった自覚しやすい内容から、健康診断、婦人科、泌尿器科などで指摘されて気が付く症状まで、個々の状態に差がでやすくなってくる頃です。

ある程度の老い、衰えが出てくるのは必要なことと受け入れつつ、いかにして現状を維持し予防医学に努めるかが、超高齢化社会を生き抜いていくためには必要な考え方になっていくと感じています。


【ツボの探し方】
足首の内側。 内くるぶしの高さで、アキレス腱との間のくぼみ。


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【レッツ!ツボケア】

〇指圧
やさしいマッサージがおすすめです。自覚的に足首が冷えている方は、靴下やレッグウォーマーなどで冷気から守ってあげましょう。
〇お灸
ほどよい温感のお灸が適しています。活力が欲しい時だけではなく、日常的にお灸を取り入れることが近道です。

【ブログ限定記事】

活力といえば、精力。


精力と言えば、精。


ということで精について少しだけ深ぼりしてみましょう。



人体を構成する基礎的な生理物質には、気血津液、そして精があります。


そのうち、生命力に大きく関わるのが精です。


精は、産生と機能により4つに分類されます。



生的な分類は、先天の精と後天の精です。


両親から引き継いで産まれもった先天の精と産まれてからの生活習慣などが素になった後天の精です。


産まれながら二重の場合と、後天的に二重を作る場合のちがいのようなイメージです。




機能的な分類は、臓腑の精と生殖の精です。


五臓六腑を滋養する機能と、生殖能力に関する精です。


五臓六腑の生理作用については割愛いたしますが、滞りなく業務=生理活動を遂行できように見守っているような役割が精には備わっています。


男女の精が結合すると新しい生命が作られ、その新しい生命の体内でも新たな精が産み出され先天の精として引き継がれていきます。



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精の作用は生殖や滋養の他にも気血に変化したり、精神活動を維持したりと、精の役割は幅広く、また人体が生きるうえで重要な部分を担っているのです。



【まとめ】
昔は徹夜なんて一日くらい平気だったのに・・・などといつまでも若い時を惜しんでいては時間がもったいないと思いませんか?ひとつひとつの経験により人間性が高まり、よりあなたらしさを形成していくのです。
東洋医学では精神と五臓の関係は密であるとされています。
老いを恐れるのではなく、楽しんで生きることが若さを保つ秘訣でもあると先人たちは伝えてきました。
ぜひ、太谿のツボケアで活力のある生活を楽しんでただきたいです!


【次号予告】
7月号のツボは「関元」です。お楽しみに☆



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