こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。


今回は母乳に関するお話です。


完全母乳に限らず、混合育児の方も母乳関連のお悩みやなんとなくの不安を抱えていらっしゃるお母さん方は多いのではないでしょうか。




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厚労省発行の授乳・離乳の支援ガイド記載の平成27年乳幼児栄養調査によると、授乳について困ったことがあると答えた方は全体の77.8%、そのうち母乳が足りているかどうかわからないが約40%、母乳が不足気味が約20%です。


授乳についてのお悩みとして、少ないのではないか、足りていないのではないかというマイナス要因からくる不安を抱えているお母さんが割合的には多いということですね。






赤ちゃんの体重が1日平均で30gの割合で増えているかどうかが、ひとつの目安になるようです。


1か月検診や地域施設などで、赤ちゃん用の体重計が利用できる機会があれば測ってみるといいですね。


私の経験ですが、赤ちゃん連れで参加できる地域の遊び場に行った際に体重を測ってもらっていました。また、赤ちゃん用の体重計をレンタルしている知人もいました。母乳を飲ませる前後に測り、母乳の不足分はミルクを足すというシステムでした。



また、だらだら授乳をしないというのもポイントです。


赤ちゃんが泣く

オムツを確認

授乳する

オムツを確認


ここまでがおよそ30分です。

授乳の時間はおよそ20分というところでしょうか。

咥えているだけ(飲んでない)のようなら切り上げて、授乳後30分以内で再び欲しがるようなら足りていないかもしれません。


ミルクに比べて母乳のほうが消化がいいので、授乳間隔はタイトになるそうです。2~3時間の間隔で欲しがるようなら、母乳は十分出ているといえるのではないでしょうか。





産後に鍼灸治療にこられる場合、慣れない抱っこで肩がこったり、オムツ交換の度に前かがみの姿勢で腰が痛いなど、体力的に疲労感を訴えるお母さんが多くいらっしゃいます。


背中のコリや、肩腰の筋肉疲労が解消され、気分的にもりリフレッシュされると、血流も改善されて母乳の出も良くなるようです。


とくに初産の場合、とにかく寝不足と疲労により心身ともに疲弊してきます。お母さんが元気でいることが、一番の母乳促進につながると考えております。


鍼灸やマッサージ、産後ヨガなど、気分転換やリラックスにお役立ていただけるようなメニューを揃えております。必要と判断されれば、3階への受診もお繋ぎすることもできますので母乳・授乳関連に関わらずご相談ください。



なお、今回の母乳・授乳に関する記事は、3階茅場町いとう医院の助産師チームにアドバイスをいただき作成しました。


経歴20年越えのベテラン助産師と鍼灸師が、産後のお母さんのお疲れを癒しつつ、赤ちゃんの健やかな成長を見守っていきたいと思います。お気軽にご相談、ご利用ください。



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