こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

身体をつくる素として「気 血 津液」があり、その中の「気」の働きによって、体温を保ったり、ウイルスや菌の体内への侵入を防いだりしているというお話でした

「血(けつ)」は血液とほぼ同意義ですが、作られ方や働き方は少し違うところがあります。

飲食物から作られる栄養分が主な原料ですが、「精(せい)」という生命力そのものからも作られます。「血」には、気と精と津液がエッセンスとして含まれます。

血の働き
全身に送られて骨や筋肉を栄養を与える
肌や髪をつやつやに保つ
精神をコントロールし、気持ちを安定させる

足りなくなると
筋肉に栄養がいかない→足がつる
肌や髪に栄養がいかない→乾燥肌、爪が割れる
精神安定しない→不眠、動悸
女性→月経不順や閉経に

滞ると
筋肉→肩や腰がズキズキ痛む
肌→色素沈着、細絡、じんましん
血流→不整脈
生理→経血の塊、生理痛


ここで気をつけたいのが、血の成分に津液(しんえき)があるということです。

津液は身体の中の水分です

例えば、汗をかきすぎると血への原料としての十分な量が確保できず、結果的に血も足りなくなるという、負の連鎖がおきます。
汗は
気候と運動量に合わせて、汗のかき過ぎはかえって体調不良を引き起こすことがありますのでご注意くださいね。




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