こんにちは、鍼灸師の犬塚です。

東洋医学とは?
現代日本の鍼灸治療とは?現代日本の鍼灸治療とは?の続きです。

こんなに分けるつもりではなかったのですが、よろしければ前後も含めて読んでみてください。

③中医学では、整体観念と弁証論治を特徴とします。

整体観念とは、五臓六腑がお互い仲良く助け合ってこそですよ、というようなことです。生活環境や会社、家族、友人関係にも、同じようなことが当てはまります。なんだかんだ、人間ひとりでは寂しいものです。

弁証論治とは、弁証と論治が合わさった言葉です。弁証は病気の本質やメカニズムを探しあてることで、論治は弁証をもとに治療方法や方針を決めることです。どうしてそうなったのかを考えて、次からはそうならないようにするための、とても大切なことです。

プレゼントの箱を開けずに、中身を知るにはどうしたらいいでしょうか?

これ何?って聞いたり、
イラストや包装紙を見たり、
大きさから想像したり、
なんとか中身を知るために、たくさん情報集めをしますよね。

情報集めをすることが、中医学です。
お話を聞く時間が、病院などと比べて長くなってしまう理由はここにあります。


個人的には、中医学をもとに鍼灸師として治療にあたっています。その理由は、個を対象にする鍼灸は再現性が低いことが課題です。その中でも、再現性が比較的高いと言われているのが中医学です。考え方がシンプルで単純でわかりやすく、性に合うみたいです。

長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございましたm(_ _)m

電話予約はこちら

03-5614-0188

 
ネット予約はこちらからどうぞ

 

茅場町女性鍼灸院