こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

 

日本人の多くの方が悩まされている便秘。20代から60代までは男性よりも女性のほうが便秘症の方が多く、60代以降は加齢によって男女ともに増え続け、80代以降では男女差はなくなるそうです。

 

鍼灸治療の問診の際にお伺いする生活習慣の中でも、特に外せない項目の一つです。

 

「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」

 2017年に発表された慢性便秘症診療ガイドラインでは、そのように定義されています。

 

・強くいきむ必要がある。

・兎糞状便または硬便である。

・残便感を感じる。

・直腸肛門の閉塞感や排便困難感 がある。

・用手的な排便介助が必要である (摘便・会陰部圧迫など)。

・自発的な排便回数が、週に3回未満である

 

など慢性便秘症の診断基準が明確にされています。

 

 

 

東洋医学的には、大腸以外に、脾、胃、小腸などが関係しています。

 

熱秘

水分代謝の点でいうと、肺、脾、腎の津液調整がうまくいかず、水分が大腸まで回ってこないパターンも考えられます。胃腸に発生した熱により、潤いを保つ以前に、熱を冷ますほうに使われてしまうためです。

 

気秘

便意はあるけれど、排泄する力が出ないものもあります。

気虚傾向の方に多く、60代以降の腎の機能が衰えてくる世代に便秘が増える要因の一つと思われます。

 

気の滞りで、腹部にガスが貯留している場合もあります。

血秘

兎糞状で、硬くころころとしていたり、ころころが棒状に連なっていたりします。

血は津液と精からできています。やはり、水分バランスの崩れが影響しています。

 

 

下痢や軟便

基本的には脾気虚の場合が多いが、場合によっては腎気虚もあります。

 

急な腹痛と便意を何度か繰り返す場合は、湿熱によるものです。黄色っぽく、悪臭を伴いますが、出し切ってしまうとスッキリします。お酒や甘いものをとりすぎると起こしやすいです。

 

排便の後、いつまでもしくしくと病む場合は虚証です。少し温めてあげると心地よいでしょう。

 

 

トイレ

風邪の時など、外邪(ウイルスなど)を体外にいち早く出す治療を行います。

汗で出す場合と、便で出す場合と、どちらもかなりスッキリしますよ!
ご興味ある方はお声がけくださいませ。

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茅場町女性鍼灸院