こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

私たち鍼灸師は、患者さんからお話を聞いて、今の体の状態がどうなっているのかを見極めています。

 その内容は食生活や睡眠、排泄など、生活習慣に関係することがほとんどです。

 

そのほかに舌を診る舌診(ぜっしん)があります。

 「アッカンベーをしてください。」

これは、「舌を診たいのでベロを出してください」という合図です。

 

全体

浮腫みやすい方や白く柔肌な方に多いのが、膨れたようになっていて周りに歯型がついている舌です。足や顔だけでなく、舌もむくんでいるんですね。

 

全体的に痩せている場合には、気血の不足が考えられます。

 

舌が歪んだり、舌の先がまっすぐ伸びない場合は、中枢性の疾患が疑われます。ほかに、痺れや嘔吐、頭痛などの異常がないか確認します。


舌苔(ぜったい)

うっすら苔がのっているのは悪くありませんが、厚く、舌本体の色が見えないくらいは病が深いと思われます。

 

苔が黄色っぽい時は、熱があると判断しています。白っぽい時は冷えがあるかもしれません。

苔がない場合や一部分だけ苔が剥がれている場合、かなりのエネルギー不足が考えられます。

 

質感

淡い紅色がいい状態です。

冷えがあると白く、熱があると赤みが増します。

紫や黒っぽい時は注意が必です。ドロドロ血液や、血管詰まりが考えられます。

 

部位

先端→心:神

真ん中→脾胃:消化器系

周り→肝胆:自律神経系

根元→腎:生命、生殖器系

 

先端だけ赤い場合は、心の熱=ストレスでかなり心が病んでいる状態です。寝つきが悪かったり、動悸や胸苦しさなどがあるときは要注意です。舌痛症といって、異常が確認されない舌の痛みも心身症の一つです。

 

皮膚に覆われることがなく、普段見ることができない内臓の状態に近いと言われています。

 

胃もたれなど胃腸の調子が良くない時など、苔が厚くなっていたり、風邪で熱っぽい時などは黄色がかっていることがあります。口臭の原因は舌苔にあるとされていますが、東洋医学的に舌苔が出ないようにすることを目標とします。舌のコケをとるグッズなどもありますが、なぜコケがでてしまうのか、そちらに注目してほしいと思います。

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