こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

 

病気の原因として、風や湿など外から入ってくる外因、怒りや悲しみなど内から生まれる内因がある、というのが前回までのお話でした。

 

さて、ここで問題です。

外因にも内因にも当てはまらず 病気のもとになりそうなことって なんだと思いますか?

 

答えは、飲食、労働、休養、外傷、房事、など生活を営むなかで生まれる病気のもと、

いわゆる不摂生です。

 

食事量

飲食物から気、血、精、津液は作られますので、食事を整えるだけで回復する場合はあります。判断に迷ったり、わからなかったら脾=消化器系から攻めろ!とはよく教わったものです。

 

過食になれば、脾胃などの消化器系に負担がかかり、食べたものが消化せず、胃に停滞し、気血の滞りが発生します。腹痛や膨満感などを感じたり、子供はそういった不快感をうまく言葉で表せないので、なんとなく機嫌がよろしくない状態につながります。

 

逆に、食事量が不足していれば気の不足に直結し、次第に他の生理物質にも影響します。

 

ストレスによって、食欲が落ちるひと、食欲が異常に出すぎるひと、それぞれありますが、どちらの場合にも、ストレスによる気の滞りや乱れを整えることが大切になってきます。気の乱れを整えるだけでも、食事の問題が落ち着くことがあります。

 

 

偏食

味覚による五臓への影響は、

とりすぎるとよくない

○○が弱っていると○○の味を欲しがる

というような形で現れてきます。

偏食というと好き嫌いが激しいようなイメージがありますが、ここでは偏って取りすぎている場合に病につながることがあるという意味合いです。

 

酸:肝:気を通す、巡らせる

苦:心:熱を冷ます

甘:脾:エネルギーになりやすい

辛:肺:陽気を補う

鹹:腎:塩で引き締める

 

ハーブやスパイスなど刺激的な味や香りのあるものは、陽気を補い、毛穴を開かせ、発汗しします。夏場は涼しくなりますが、秋冬は風邪をひきやすくなります。また、適度な熱なら動くためのエネルギーとなるのでいいですが、体内に熱がありすぎたり、こもってしまうと徐々に痩せてきます。

(注:健康的な痩せ方ではありませんので、おすすめいたしません!!)

 

身体を冷やすもの、温めるもの、それぞれ季節に応じた野菜を見てみるとよくわかると思います。キュウリやナス、トマトなどはすべて冷やす効果がありますので、これからの時期に合いますね。しかし、涼しくなってからも積極的に食べ続けると体によくないですよ、というのが東洋医学の考え方です。

 

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