こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

 

最近は遺伝子検査によって、自分がどういう体質で、どういう病気にかかりやすいのか調べることができるようですね。

 

東洋医学の目線では、病気の原因を「病因」といい、「内因」と「外因」、そして「不内外因」にわけられます。

 

「内因」は、七つあるといわれ、七情ともいいます。主に、感情の起伏が過度になり、それぞれ特定の臓器に影響します。中国語と日本語で、漢字の持つ意味が必ずしも一致しているわけではないですが、イメージをつかむことはできると思います。

 

怒:肝:気の上昇、肝の働きが低下するとストレスに過剰に反応する

喜:心:気を緩ませる特徴がある、緩みすぎると精神バランスが崩れる

思:脾:考え込んでしまう、過度になると食欲不振になる

憂:肺:心配する、不安になる、全身の気のうっ滞のもと

悲:肺:思慮深い、心配ごとによるため息により気が消耗する

恐:腎:気の下降により、些細なことに怖がり、オドオドしてしまう

驚:腎:気の乱れにより、動悸、ひきつけ、失禁が起こる

 

肝は気や神、血が伸びやかにする働きがあり、心はすべての精神活動に関わってくるため、それぞれ感情の影響を受けやすいです。ストレスによるイライラした気持ち、躁うつ病のそう状態などは代表的なものです。また、PTSDのような状態は腎の機能に影響を与え、腎は心と陰陽関係にあるため、気の調整が乱れ、精神的な不安定さに繋がると考えられます。

 

メンタルヘルスとは精神面における健康のことですが、身体だけでなく、心身の健康を考える時代です。「内因」という考えによって、東洋医学では何千年も昔から心の健康を考えてきたということがわかります。時代が変わっても、そういうものなのかもしれませんね。

 

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