こんにちは、鍼灸師の犬塚志保です。

 

 

人間の生命力を感じる瞬間って、どんな時ですか?

 

息をしているとき?

おいしい物を食べているとき?

赤ちゃんを抱っこしたとき?

 

両親から受け継がれた先天の精を蔵し、また自らも飲食物から後天の精を作り出し、生きる源(=原気)を蓄えているのが「腎」です。腎にある精として、腎精(じんせい)ともいわれます。

 

腎精は、骨の成長や髪の状態に関係しています。

成長期には、腎精によって関節が強くなり、身長が伸び、また二次性徴も進みます。

壮年期以降は、腎精も枯渇していきますので、腰痛や膝関節痛、骨粗しょう症などに影響していきます。聴力が落ちてくるのも、腎精が不足してきていることが考えられます。

 

また、膀胱とともに、水分代謝に関わっています。

膀胱に対して、腎からのコントロールが効かなくなってきていると、頻尿、尿漏れ、過活動膀胱など尿関連のトラブルが出やすいです。

 

他には、納気作用といって、吸った空気を臍下丹田まで深く取り入れて、精を活性化する働きがあります。息が吸いずらい、呼吸が浅い、など呼吸のリズムが崩れている方は、腎の働きが弱くなっているかもしれません。

 

妊活において、生殖力を高めるために「腎」は大変重要です。

 

「腎」を充実させることはもちろん、「腎精」を消耗させるよう症状が隠れていないか、陽気は足りているのかなど、あらゆる方向から「腎」をバックアップしていきます。35歳以上の流産率、遺伝子異常発生率が高いことと同様に、年代が高ければ高いほど、腎精不足は必須です。「腎精」が増えることは基本的にはない、とされています。これも、卵子のことのようですね。

 

今あるものをなるべく無駄使いせず、大切に使ってきましょう、という先人たちの教えですね。

電話予約はこちら

03-5614-0188

 

ネット予約はこちらからどうぞ


茅場町女性鍼灸院