こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。


食べた物から身体は作られる、という考えは西洋医学も東洋医学も同じです。


食べ物から、気血津液をつくる過程で欠かせないのが「脾」です。


西洋医学でも脾臓(ひぞう)はありますが、その働きは、消化液の分泌を行っている膵臓(すいぞう)に近いとされています。


食べ物は口から体内にはいっていくことから、口周りの症状があるときは、脾の不調を表していることが多くあります。顔望診でも、唇の厚さ、腫れぼったさを脾虚傾向と判断します。ぷっくりとした唇がウリの女優さんを見ると、ちょっと心配になります…


他には…

口内炎

ドライマウス

味覚が鈍い

食欲不振

軟便、下痢などなど。


エネルギーのベクトルが上に向きにくい胃下垂や内臓下垂、血を血管内に留めておけない不正出血なども、脾の働きが関係しています。


また、湿との相性はかなりよろしくないです

雨の日に肩こりや頭痛が悪化しやすいタイプの方は、脾の働きの低下が影響している可能性があります。梅雨や秋雨の頃はとくに辛い時期だと思います。身体の中に、余分な水分を摂りすぎず、溜め込みすぎず過ごしたいですね。


脾虚のかたは、食べ過ぎたり、体重が増えたりすると体調を崩しやすい傾向があります。腹八分目を心がけましょう



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