こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
今年もあと2か月となり、何かと慌ただしくなり始めるころでしょうか。
頭をフル回転させた時などは、気が昇りすぎてしまい上実下虚の状態になります。
押せば命の泉湧くといわれる「湧泉」のケアで、頭などに集中した気血を足元に降ろし、気持ちを落ち着かせリラックス効果を高めていきましょう。
忙しい時ほど疲労や倦怠感が残りやすくなりますので、日々の体調管理にぜひお試し下さい。
【ツボの探し方】
足の裏、足の指を曲げたときにくぼむ部分
【レッツ!ツボケア】
《お灸》
熱さを感じるくらいのお灸がおススメです。皮膚が厚く、熱を感じにくい場合には2個程度続けて行います。
《指圧》
自分の指などで押すか、ゴルフボールを踏んで押し当てましょう。
【ブログ限定疲労・倦怠感について東洋医学のタイプ分け】
1)気血不足
もともとの体力もなく、食も細いようなタイプ
長患いや病み上がりなどにもみられます。
消化の良いものを食べて、よく寝て、よく出して・・
おススメの組み合わせは、「湧泉+足三里」です。
2)気鬱気滞
些細なことでイライラしてしまうタイプ
お腹が張ったり、ゲップやしゃっくりをしやすい場合もあります。
おススメの組み合わせは、「湧泉+太衝」です。
3)脾気虚
脾気虚による食欲不振・軟便下痢など消化器症状が出やすいです。
身体の負担になるような水分の取り過ぎ、濃い味付けの物は控えましょう。
おススメのツボは「湧泉+太白」です。
【まとめ】
疲労の主な原因としては、もともとの体質やオーバーワークやメンタルヘルスの問題などの影響が考えられます。
まずは1週間ほどを目安に休養を多めにとり、回復しないようであれば内科等の医療機関を受診するようにしましょう。
歳のせい・・でごまかさず休むことも仕事のうち、時には治療が必要な場合もありますので、まずは食事・睡眠・排泄+お灸で生活を見直してみてください。
【次号予告】
次号は「ストレス」に効果的なツボをご紹介します。
大人の体調管理はまず情緒の安定から。
12月上旬発行です!
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